サンゴお話し会@ウミエラ館
2020年03月09日
昨日、家族みんなで、沖縄市泡瀬のウミエラ館で行われた日本自然保護協会の安部真理子さんの「サンゴお話し会」に行ってきました。
3月5日(サンゴの日)を挟むサンゴ礁ウィーク(今年は2月22日から3月8日)のイベントの一環でもあります。
サンゴやサンゴ礁の基本的な話から、現状、これからのことについてわかりやすく話してくださり、子どもたちも理解を深めたことと思います。
辺野古の新基地建設についても、サンゴの移植が全くと言っていいくらい成功していないことや、軟弱地盤に対してやはり無理がある計画だということなども改めて確認しました。
辺野古周辺の海域が昨年、アメリカの環境NGO「ミッションブルー」によって世界で最も重要な海域「ホープスポット」に日本で初めて認定され、これも活かして自然を守っていこうとの話もありました。
ホープスポットには今日現在、世界で122か所が認定されています。>> 「ミッション・ブルー」ウェブサイト
日本自然保護協会などは、大浦湾のアオサンゴ大群集や長島の鍾乳洞を天然記念物に指定するよう県や国に働きかけています。>> https://www.nacsj.or.jp/archive/2019/10/10403/
ウミエラ館は、来月で閉館だそうです。
館長の屋良朝敏さん、9年間ありがとうございました。
泡瀬干潟は、世論の関心が高まらず、当初の計画から縮小したものの裁判で埋め立てが許可されてしまいました。
泡瀬の今後を見守ると共に、辺野古の埋め立てを止める活動に力を入れていくとのこと、力強く語っていらっしゃいました。
>> https://umierakan.ti-da.net/e11434328.html
泡瀬干潟の埋め立て事業も、完了はしていないとのこと。
工事が完了すると次は上物を建てることになりますが、一部ではここにIR施設(カジノを含む統合型リゾート)を作りたい人たちがいてその人達があえて完了を遅らせているという噂もあるとのことで、目が離せません。
振り返ってヤポネシアの庭とも言える大度海岸。
ここにも、開発の手が伸びて来ています。
もっと情報を発信して、大度海岸の自然を守ろうという機運を高めていかなくてはいけないと感じました。
まずは、新聞に投書しようかな。
(コースケ)
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