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コースケ+きょうこ
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しょーこカナコ

みん宿ヤポネシア
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沖縄県糸満市大度309-42
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「みん宿ヤポネシア」
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06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2019年春、しょーこは中学2年生、カナコは小学2年生になりました。


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2023年11月下旬はいろんなことがありました<その2>(壺屋陶器&ガラス村まつり、北部テーマパーク、大袈裟太郎の映画)

2023年11月30日
2023年11月下旬はいろんなことがありました<その2>です。

県民大会翌日の11月24日から3日間は、毎年恒例の壺屋陶器まつりです。
今年は、ぐい呑みを買いました。
その次の25日の琉球ガラス村まつりでも、不足していた器を買い足し。
壺屋陶器まつり(のぼり)壺屋やちむんまつり(店頭)やちむんのぐい呑み

27日の夜から、沖縄関係のある話題でツイッターが賑わっています。
USJなどを再生したやり手のマーケター率いる軍団が、やんばるに新しいテーマパークを作るという発表があったとのことです。
ビデオを見ましたが、私からするとグロテスクで違和感満載、ヤポネシアとは全く相容れないシロモノ。
こんなの作ってほしくありません。
しかし、沖縄タイムスも発表をそのまま好意的に報じています(全国ネットのテレビ朝日「報道ステーション」でも、好意的に取り上げられていたようですね)。
スポンサーとかの関係で批判しにくいのかとは考えられますが、あまりに手放しで喜んでいる様子が、気持ち悪いです。
このマーケター氏、このテーマパーク開発について「日本のために沖縄をどうにかしたい」なんて言っています。
「地域の貧困問題の解決にもつなげる」なんても言ってますが、かえって格差の拡大を助長するのではないでしょうか?
こんな人たちの金儲けのために沖縄があるのではありません。
新テーマパークについては、また言及していきたいと思いますし、うちに泊まりにいらっしゃるお客さまとも意見交換をしたいと思っています。

そんな中、ラッパーでジャーナリストの大袈裟太郎こと猪股東吾さんが、「沖縄と日本の関係性を問い直す」というテーマでドキュメンタリー映画「Buridii 50_沖縄 『本土』復帰50年の証言」を作ります。
https://motion-gallery.net/projects/VULIDY50/
私と同じく県外から移住した立場で、地に足をつけて、這いつくばって、飛び回って、泥だらけになって発信している人で、頼もしく思い、尊敬し応援しています。
今回の映画づくりでは、大きなスポンサーに頼らず、個人からの寄付を集めます。
クラウドファンディングは今日(11月30日)、日付が変わる前まで!
急げ!


続く
>> <その3>(新しい仕事、クリスマス反戦平和コンサート、最後の運動会)

(コースケ)


  



福島の原発処理水の海洋放出に、断固反対!

2023年08月23日
日本政府は、福島第一原子力発電所の処理水を明日8月24日に海洋放出することを決めました。
唯一の被爆国が放射性物質を海に流す。しかも、広島出身の首相によって。
取り返しの付かない行為に対し、みん宿ヤポネシアは反対の声を上げます。
今更かもしれないし、小さな小さな声かもしれないけれど、反対の声を上げます。

「風評被害が懸念される」と政府は言いますが、風評ではなく、実害が懸念されます。
直接の海洋環境(生物、海産物等)への影響はもとより、諸外国からの日本に対する信頼を失うことなど、いろんな影響が想定されます。

子どもたちよ、安心して暮らせる社会を作ってあげられてなくて、ごめんなさい。
でも、諦めずにできることをやっていかなければと、改めて思います。

もう一つ、上関町の動向も気になるし、痴漢はセクハラじゃなく犯罪。
ついでのように書いて申し訳ないのですが、一言言っておきたかったのです。

これは本当についでなのですが、郡司選手、おめでとう!

(コースケ)


  


サンゴお話し会@ウミエラ館

2020年03月09日

昨日、家族みんなで、沖縄市泡瀬のウミエラ館で行われた日本自然保護協会の安部真理子さんの「サンゴお話し会」に行ってきました。
3月5日(サンゴの日)を挟むサンゴ礁ウィーク(今年は2月22日から3月8日)のイベントの一環でもあります。
サンゴやサンゴ礁の基本的な話から、現状、これからのことについてわかりやすく話してくださり、子どもたちも理解を深めたことと思います。
辺野古の新基地建設についても、サンゴの移植が全くと言っていいくらい成功していないことや、軟弱地盤に対してやはり無理がある計画だということなども改めて確認しました。
辺野古周辺の海域が昨年、アメリカの環境NGO「ミッションブルー」によって世界で最も重要な海域「ホープスポット」に日本で初めて認定され、これも活かして自然を守っていこうとの話もありました。
ホープスポットには今日現在、世界で122か所が認定されています。>> 「ミッション・ブルー」ウェブサイト
日本自然保護協会などは、大浦湾のアオサンゴ大群集や長島の鍾乳洞を天然記念物に指定するよう県や国に働きかけています。>> https://www.nacsj.or.jp/archive/2019/10/10403/

ウミエラ館は、来月で閉館だそうです。
館長の屋良朝敏さん、9年間ありがとうございました。
泡瀬干潟は、世論の関心が高まらず、当初の計画から縮小したものの裁判で埋め立てが許可されてしまいました。
泡瀬の今後を見守ると共に、辺野古の埋め立てを止める活動に力を入れていくとのこと、力強く語っていらっしゃいました。
>> https://umierakan.ti-da.net/e11434328.html
泡瀬干潟の埋め立て事業も、完了はしていないとのこと。
工事が完了すると次は上物を建てることになりますが、一部ではここにIR施設(カジノを含む統合型リゾート)を作りたい人たちがいてその人達があえて完了を遅らせているという噂もあるとのことで、目が離せません。

振り返ってヤポネシアの庭とも言える大度海岸。
ここにも、開発の手が伸びて来ています。
もっと情報を発信して、大度海岸の自然を守ろうという機運を高めていかなくてはいけないと感じました。
まずは、新聞に投書しようかな。
大度海岸の夕景

(コースケ)


  


県民投票、始まる

2019年02月15日
最近、雨の日と晴れの日と交互にやってきます。
今日は晴れて暖か。
糸満の県道7号線沿いでは、ヒマワリとコスモスが咲いています。
うちの庭ではキンレンカ(ナスタチウム)がオレンジ色の花びらを揺らしています(この花、食べられます)。


昨日、2月24日投開票の「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」が告示されました。
普段わたしたちは議員を選挙で選ぶことで間接的に政治に参加しますが、今回は直接意思を表示できる機会です。
なかなかないこんな権利を、しっかりと行使したいと思います。
「賛成」「反対」「どちらでもない」のうち最多得票になったものが有権者数(115万6295)の4分の1(28万9074)に達した時、知事はその結果を尊重しなければならず、首相や米大統領に通知すると定められています。

さて、この県民投票にいちゃもんをつける人たちがいます。
「2択じゃ民意を示せないからだめだ」とか(「どちらでもない」を加えた3択に落ち着いたけど、意味あるの?)、「普天間基地のことに触れてない」だとか(辺野古の埋め立てについての賛否を問うてるんだから、それは別問題でしょ)、「反対派は公職選挙法に違反してる」とか(県民投票条例は公職選挙法の定める選挙に該当しない)、いろいろ。
正しい情報に基づいて考えないと、間違った選択をしてしまうかもしれません。

「辺野古に基地を作らないと普天間基地の固定化につながる」と言う人もいますが、もし辺野古に基地が完成しても普天間は返還されるわけではないと、防衛大臣が言っています(琉球新報「社説」2018年8月10日)。
辺野古新基地は、建設を進めたとしても、いつ完成するか、完成することができるかどうかもわからないのです(同2019年2月11日)。
普天間基地は、辺野古と交換ではなく、無条件で閉鎖、返還されるべきなのだと思います。

ではどうすれば普天間基地を閉じられるか。
政府は「やれることは全てやる」と言いますが、辺野古に基地を作るためにやれることをやっているのではないでしょうか?
米軍に普天間基地を返還させるために日本政府がやれることが、ひとつあります。
首相、防衛大臣、外務大臣らが米大統領に「普天間基地を返還しなければ安全保障条約を破棄する。ほかの在日米軍もすべて日本から出ていってもらう」と言うのです。
そうすれば、トランプ大統領は普天間基地を閉鎖、返還するのではないでしょうか?
元営業マンのコースケの案です。
政府にその気があれば、やれるはずです!

県外の人も、投票権はなくても、他人事ではありません。
辺野古の埋め立てを許すということは、今後、地元や国民の反対がどれだけあろうと、政府がやりたいようにできてしまうようになるということです。
無関心でいると、気づいたときには大変なことになります。

県内の有権者は、今日から、期日前投票ができます。
普段辺野古のことを家族や友人間で話さない人も、この機会に話して考えてみましょう。
そして、投票用紙には、反対に「○」を!

(コースケ)


  

大度海岸サンゴ礁自然観察ガイド

2019年01月06日
大度海岸
昨年からひっそりと始めたヤポネシアの体験プログラム「大度海岸サンゴ礁自然観察ガイド」。
密かに好評をいただいています!
開始から半年以上になりますが、ブログで紹介しそびれていました。

みん宿ヤポネシアのすぐそば(歩いて3分!)のサンゴ礁の大度海岸を、コースケがご案内するプログラムです。
大度海岸は、サンゴ礁のリーフが沖に向かって400m以上続いて、干潮時にはその上を歩いて行けるのです。
途中の潮溜まりや岩の上のあちこちで、いろんな生き物たち――生きたサンゴ、熱帯魚、貝の仲間、ヒトデやナマコほかいろいろな動植物――を、水に潜らなくてもが観察することができます。
日本自然保護協会の自然観察指導員の講習を受けたコースケによる、自然に親しみ、自然保護を考えるガイドツアーになっています。
子どもから大人まで楽しめるように、安全第一、環境に極力負荷を与えない方法で、ご案内します。

詳しくはみん宿ヤポネシアウェブサイト「大度海岸サンゴ礁自然観察ガイド」のページをご覧ください。
ご予約はメールまたは電話、その他にて。
ご宿泊のお客さまには、特別料金をご用意しています。
お泊まりのお客さま以外でも、このブログ記事をご覧の方に特別に、2019年3月23日までの期間限定で25%引きにてご案内します!
ご予約の際は「ブログ記事を見た」とお伝え下さい!

オコゼがいるよ!

(コースケ)


  

「沖縄こども環境調査隊」隊員募集中!

2018年05月20日
梅雨ですが、雨が降りません。
パッションフルーツが、去年ほどではありませんが、実っています。
パッションの花パッションの実

昨年しょーこが参加した「沖縄こども環境調査隊~地球の声を伝えよう~」が、今年も隊員を募集しています。
今年は、奄美大島とやんばるで「自然を守る取り組み」をテーマに学ぶのだそうです。
現地調査旅行は2回!
いい経験ができるはずです。
しょーこにとって去年の夏の経験は、「一生の宝もの」だそうです。
沖縄県内の小学5年生から中学3年生のみなさん、奮って応募してみてはいかが?
締め切りは5月28日(期間が延長になりました)。
>> 応募要項(PDFファイル)

問い合わせは、沖縄タイムス社「沖縄こども環境調査隊」係へ。
電話098-860-3573、平日10:00〜17:30
Eメールkodomokankyo@okinawatimes.co.jp

(コースケ)


  

沖縄こども環境調査隊2017

2017年08月20日
この夏休み、我が家の長女のしょーこは、地元紙沖縄タイムス社主催の「沖縄こども環境調査隊」に参加し、忙しくも有意義な日々を過ごしています。
県内の小学5年生から中学生計8名がメンバーとなって、環境問題を学んでいます。
この調査隊、毎年行われていて今年で9年目になるのだそうですが、しょーこが小さいときから「大きくなったら行きたいね」と話していたものでした。
その念願が叶って作文と面接の審査に通り、張り切って楽しそうに参加しています。

今年の調査隊のテーマは「人と自然の関わり」。
夏休みに入ってすぐに名護岳や慶佐次川での実地研修、そして3泊4日の慶良間諸島への視察旅行に行って、たくましくなって帰ってきました。
その後も県内企業の環境への取り組みを見学に行ったり、夏休み明けのシンポジウムでの発表の準備をしたりと、学校の宿題そっちのけ(?)で取り組んでいます。

ケラマジカakaumigame
photos by Shoko

野生のケラマジカを見たり、カヌーに乗ってのマングローブ観察や初めてのスノーケル、使命を持った活動、そして週2〜3回のバスでの那覇への行き帰りなど、この調査隊に参加しなければできない体験をたくさん経験しています。
友だちもたくさんできたようです。

今週(8月20日付け)の沖縄タイムス子ども新聞「ワラビー」に、「沖縄こども環境調査隊」の特集が組まれていますので、見られる方は見てみてください。
夏休み明けには、学んだ成果を発表するシンポジウムが開かれます。
どんな発表ができるか、楽しみです。
「沖縄こども環境調査隊2017シンポジウム」
日時/9月2日(土)午後2時から
会場/タイムスホール(那覇市久茂地タイムスビル内)
入場無料

(コースケ)


  

辺野古埋め立て強行

2017年04月26日


去年ひとつも実を付けなかった庭のパッションフルーツが、今年はたくさん花を咲かせ、実が大きくなり始めました。
毎日20個以上の花をつけているので、収穫できる夏が楽しみです。
アセロラの実もでき始め、今年は豊作が期待できます。
桑の実も、ジャムが出来るくらい収穫出来ました!



ところで昨日4月25日、沖縄防衛局は辺野古の海を埋め立てる工事に着手したとのことです。
今朝の沖縄タイムスは、テレビ欄を飛ばして大きく報道しています。
あの海が埋められる……。
胸が締め付けられる思いです。

ただ、現場からの報告によると、石材入りの袋を5つ波打ち際に置いただけとのことで、実際に埋め立てが始まったわけではないようです。
「もう始まってしまった」と諦めさせるためのこの日の動きだと思います。
埋め立ては粛々と始められたのではなく、日米関係者約50人による仰々しい起工式まで行っています。
セレモニーは、物々しい警備と多くの市民の抗議の中、参加者が談笑しながら、テーブルクロスの上にしつらえられた10個のボタンを押し、着工の合図の回転灯が灯るというもの。
「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」と言ってきた政府ですが、笑顔で気に留めないどころか県民感情を逆なでする行為です。

まだ間に合います。
でも、何もしなければやがて間に合わなくなります。

翁長知事は今、埋め立て承認の撤回を議論し、県民投票や出直し知事選挙なども考えているそうです。
「あらゆる方法で新基地建設を阻止する」と言って知事になってから3年目。
何度も撤回のチャンスはあったと思うし、今こそが最後のチャンスではないでしょうか。
県民投票や出直し選挙などといった責任逃れをせず、あと1年半あまりとなった任期をまっとうして、何としてでも公約を果たす責任があります。
本当にあらゆる手を尽くして、かけがえのない辺野古の自然や人々の暮らしを守っていただきたい。
私たち沖縄県民は、「辺野古の海を埋め立てさせない」というただひとつの共通の目的で、翁長氏を知事に当選させたのです!

そして私たちにできることは、政府がどんなポーズを取ろうが諦めず、屈せず、人任せにせず、同じ方向を向いて歩き続ける(座り続ける)ことです。
……こんなふうに書いたら、そのうち共謀罪で捕まっちゃうんでしょうか。

(コースケ)