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コースケ+きょうこ
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しょーこカナコ

みん宿ヤポネシア
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「みん宿ヤポネシア」
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06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2019年春、しょーこは中学2年生、カナコは小学2年生になりました。


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ヤポネシア南島通信 › レビュー

建白書10年

2023年01月31日
先週末1月28日、この日から公開された映画「日本原 牛と人の大地」を見に行きました。
岡山県の津山市と奈義町にまたがる日本原演習場は、中国四国地方では最大規模の演習場だそうで、1909年に旧日本軍によって設置され、第二次大戦後は占領軍、その後に自衛隊に引き継がれています。
近年は日米合同演習や米軍の単独演習も行われているとのこと。
1969年ごろの実弾演習に反対する地元農民と学生運動との共鳴で、当時岡山大学の医学生だった内藤秀之さん(ヒデさん)は自衛隊と戦うために牛飼いになったのです。

上映後の舞台挨拶では、衝撃的な事実が語られました。
奈義町議会は1968年に大日本帝国憲法の復元を決議したのだそうです。
そんな町で、ヒデさんは最後の一人になっても農業を続けています。
映画の中で見たり実際にお会いしたりして、とても穏やかそうな、でも強い気持ちを持ち愛のある、そんな方と感じました。
舞台挨拶
舞台挨拶のひとコマ。中央が内藤秀之さんで、その向かって左隣が監督の黒部俊介さん。

この日は、オスプレイ配備撤回と普天間飛行場の閉鎖・撤去と県内移設断念を求める「建白書」が2013年に当時の安倍首相に提出されて丸10年が経った日でもありました。
映画の上映と建白書10年の集会の時間が重なってしまい、集会には参加できませんでした。
来沖中の知り合いの若い子が参加していたようで、頼もしく感じます。

さあ、2月1日からプロ野球のキャンプが始まります。
沖縄では、春がそこまで来ています。

(コースケ)



  


映画「小さな恋のうた」

2019年06月11日

先週、映画「小さな恋のうた」をしょーこと観てきました。
MONGOL800(モンパチ)の名曲「小さな恋のうた」をモチーフにした映画です。
青春&音楽映画が好きなコースケでしたが、この映画、良かったです。

冒頭の軽音部の練習風景のシーン、自分の高校時代を思い出しました。
映画と同じように、音楽室の窓を閉め切ってでっかい音出してたなあ(映画では禁止を破って窓も開けちゃって怒られるけど)。
毎学期末にやっていた、食堂ライブも思い出しました。

モンパチの曲「小さな恋のうた」「あなたに」「DONʼT WORRY BE HAPPY」「SAYONARA DOLL」を、劇中の高校生バンドのオリジナル曲としてうまくストーリーに乗せています。

オール沖縄ロケとのことでしたが、演者が県外の役者だったので言葉が標準語。
そのせいで沖縄感は薄かったのですが、在沖米軍が物語の中で重要な役割を担っています。

映画の中で、米軍に抗議する人たちの描かれ方が、雑と言うか、違和感を覚えました。
機動隊と闇雲に衝突したり、基地から外出しようとする米軍の車両を叩いて止めてしまうというのは、ないなあと。
実際に米軍基地建設に反対して座り込みや抗議をしている人は、非暴力でやっています。
あの車が基地から出られないことが物語の進行上大事な意味を持つのでああいう描き方になったのでしょうが、他の描き方もできたんじゃないかな。
「抗議する相手が間違っている」というセリフも含めて、この映画で初めて米軍基地問題に触れる多くの人には誤解を与える演出だったと思います。

しかし、この点を差し引いても、基地と隣合わせにある沖縄の現実が東映というメジャーメディア(映画はまだメジャーメディアと言えるのかな?)に乗って県外の10代〜20代の若者にも届けられたというのは、小さな一歩となるのかもしれません。
沖縄での上映が、国場グループのスターシアターズであることは皮肉としか言いようがありませんが(辺野古の新基地建設で利益を上げるのが国場組)。

先週で上映が終わってしまった地域もありますが、まだまだ全国各地で上映中です! >> 上映情報
高校時代に軽音部だった人もそうでない人も、モンパチ好きもまだ聴いたことがない人も、青春真っ只中の人も昔青春だった人も、楽しめる作品だと思います!

映画を見て、しょーこがウクレレで「小さな恋のうた」を練習し始めました。
左手の指が不自由なので、ジミ・ヘンドリックスのように元はそのままでウクレレをひっくり返して弾いています。



(コースケ)


  


映画「校庭に東風吹いて」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」

2018年09月12日
先月と先週、家族4人で2本の映画を見ました。
先月のは「校庭に東風吹いて」。
先週のは「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」。
校庭に東風吹いて
ともに、学校でうまくしゃべることのできない子が主人公のお話です。
前者の主人公・ミチルは、「場面緘黙(かんもく)症」という、特定の場面で話すことができなくなるという疾患。
後者の主人公・志乃は、作品中では具体的に言及はされていませんが、「吃音症」の症状を持っています。

うちにも、家族内や学校では普通以上におしゃべりなのに特定の場面(お客様を迎えた時の自己紹介や、知らない人に話しかけられた時、出先で知り合いに会った時など)に喋れなくなる6才児がいて、それでこの2本を家族で見に行きました。
どうしても、娘と2人の主人公とを重ねて見てしまいます。
でも、「ミチルちゃんや志乃ちゃんとカナコと似てると思う?」と聞くと、「ううん」と答えるので、映画の子たちの症状とは似てるようで違うのかな……。
娘のほかにも場面緘黙っぽい子を知っているので、接し方など勉強にもなりました。

2本とも、いい映画でしたよ。
「校庭〜」は2016年のロードショーだったらしいのですが当時は知らず、場面緘黙症というのもまだ知りませんでしたが、現在も各地で上映されつづけていて、今回、糸満での上映会で見ました。
場面緘黙症のほか、貧困もテーマになっています。
沢口靖子演じる担任教師がちょっと優等生すぎるのと、年齢不詳なのと、彼女独特の演技(笑)が気になったけど。
主人公ミチルの母親役に遠藤久美子。エンクミが小学生の母役をやる歳になってるんですね(しみじみ)。
場面緘黙症の子などは「小学生にもなって挨拶もできないのか」と思われてしまうかもしれませんが、礼儀がなっていないとかそういうことではなく「しゃべるのが苦手」という子がいるということを理解してくれる人が増えると、こういう性質の子たちの気が少しは軽くなると思います。
学校の先生などには、こんな子もいるとぜひ知ってもらいたいと思います。

ひまわりちなみに、この映画の配給会社「ゴーゴービジュアル企画」は、宮森小学校米軍機墜落事故をモチーフにした映画「ひまわり〜沖縄を忘れない、あの日の空を〜」(2012年)も配給したところだそうです。

「志乃ちゃん〜」は、同名のコミックスが原作の青春音楽映画。
志乃ちゃんは、うまくしゃべることができないという症状のある子で、志乃ちゃんの友だちの加代ちゃんはアウトサイダー風で歌が好きなのにうまく歌えない(かなりの音痴、でもギターを弾く)、クラスメートの菊池は空気が読めない(発達障害?)という、クラスで浮いてしまう彼らが織りなす物語です。
高校1年で知り合ったクラスの友だちとバンドを組んで文化祭に出ようという設定が30年ちょい前の自分と重なったこともあって、鑑賞中に何度も泣いてしまいました。
設定が1990年代というのも、劇中歌や小道具で出てくるバンド(ブルーハーツやオアシスやニルヴァーナほか)なんかも当時の懐かしいものだったので、余計に引き込まれました。
3人の若い俳優の熱演も見もの。
劇中歌の歌詞が、登場人物たちの心情をうまく表したものでした。
見たあとは、カラオケ行きたくなったし、ライブしたくなりましたね。
東京・名古屋・大阪などでは上映が終わってしまっていますが、まだ見られる地域もあります。
沖縄では、桜坂劇場で9月21日まで!(1,000円で映画を見られる券がありますので、欲しい方には取りに来てくれたら差し上げます)
>> 「志乃ちゃん〜」上映情報
特に、かつて(特に90年代)音楽で青春していた人たちなどに見ていただけたら、気持ちがわかるかと思います。

できない子に無理強いさせるのはもちろんダメだけど、「頑張って」「できるよ」などと励ましたりるのも、良かれと思ってのことであっても、その子を傷つけてしまうことになる場合があるということを知る人が増えたらいいなと思います。
受け入れて、認めて、安心させてあげることが、大切なようです。
相手がどんな人であっても、当てはまることかもしれませんね。

(コースケ)

>> 「かんもくネット」場面緘黙児支援のための情報交換ネットワーク団体
>> 「NPO全国言友会連絡協議会」吃音(どもること)がある人たちのセルフヘルプグループ






  


むぎ(猫)

2017年08月01日
「むぎ(猫)」を知っていますか?
歌って踊って木琴を叩く、大きな猫です。「むぎかっこねこ」と読みます。
6月にファーストフルアルバムを発売し、この夏はFUJI ROCK FESTIVAL’17にも出演した、今、注目のアーティストなのです。
先月は地元ラジオ局のRBCiラジオで「どんなふうに」がシャワープッシュとしてたくさん流れていたので、沖縄の方は耳にしたことがあるかもしれません。

以前から高江音楽祭などの出演で名前と写真は知っていましたが、初めて実際に見たのは4月の高江音楽祭(那覇編)。
子ども向けの面白キャラクターかと高をくくっていましたが、それは大間違いで、万人向けの面白キャラクターでした!
ユニークな見た目やおしゃべりと、思っていた以上の魅力的な音楽、木琴の壮絶速弾き……。
うちの子どもたちもいっぺんに大好きになってしまいました。

曲はコースケの好きなロック系が中心ですが、レゲエやラップ、パンク、テクノ、カリプソなどなど、バラエティに富んでいます(ビートルズのカバーも)。
歌詞やメロディもシャレが利いていて、面白いのです(パロディ好きなコースケのツボにはまってます)。
代表曲の一つ、「どんなふうに」の公式MVをご覧ください!

まさに、「むぎの唄」ですね(笑)!
他の曲もユーチューブで見ることができます。
>> YouTube komesumugi

むぎ(猫)ライブポスター6月に行われた発のワンマンライブにカナコとコースケが行ってきましたが、開場時間前に既に長蛇の列ができているほどの人気。
列には子どももいるけど、大人が圧倒的に多かったです。
映像あり、生バンドあり、2時間のステージはあっという間でした。

各地でもステージがあるので、一度見に行ってみてください(>> ライブ告知)。
あなたもむぎ(猫)の虜になるかも!

>> 「むぎ(猫)」公式サイト

>> 沖縄タイムス・ウェブマガジンWコラム記事「あのフジロックフェス出演の「むぎ(猫)」って、どんなアーティスト? 本人と飼い主さんに聞きました


(コースケ)


  

雑誌「うかたま」

2017年06月02日
雑誌「うかたま」をご存じですか?
農山村文化協会(農文協)という出版社が年に4回発行している、「食べることは暮らすこと」というキャッチフレーズの季刊誌です。
あぁ、このフレーズ、ヤポネシアのテーマ「平和・自然・子ども」に「食」を加えてもいいくらい食べることが大好きな私たちにとって、「食べることは生きること」だということに気付かされます!
「食」というテーマで、料理、自然食、オーガニック、手作り、自給自足、農、田舎暮らし……などといった私たちの関心の強い分野を心地よく掘り下げています。
うかたまの方向性とうちの方向性がピッタリ合っているので、ヤポネシアのファンの方には、この雑誌のファンにもなる方が多くいらっしゃるだろうと思います。
実際、ヤポネシアのお客さまや友だちにも読者が多くて、私たちの行く先々で見かけることもよくあります。
うちでは定期購読を初めて4年目。
ページをめくりながら、「美味しそう!」とか、「これやってみよう!」とか、家族みんなで楽しんでいます。
農に近い、自然に近い、私たち好みの暮らしのヒントがたくさん詰まっている雑誌です。
沖縄のこともよく取り上げてくれています。

「うかたま」との出会いは、ある日、出版元の農文協の営業マンYさんが飛び込みでヤポネシアを訪ねてきて、この雑誌を紹介してくれたのです。
その時に定期購読を申し込みました(嗅覚のいい飛び込み営業マンでしたね!)。
全国を回って地道に売り歩いているのだそうで、発行部数(80,000部)の内25%が定期購読とのこと。
毎号、興味深い特集やためになる情報が載っていて、読み終わった後もたびたび本棚からバックナンバーを引っ張り出して読み返すことの多いのが、この雑誌の特徴かも。
バックナンバーを取扱っている書店がお近くにある方は、手に取って見てみてください。お取り寄せもできます。>> バックナンバー
ちなみに「うかたま」とは、食べ物の神様である宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)のことだそうです。

そんなうかたまを応援するのと、うかたまの読者さんにヤポネシアに泊まりに来てもらいたい(友だちになりたい)のとで、今回、広告を掲載しました(6月5日発売の夏号と9月5日発売の秋号)。
書店等で探してみてください。
Amazonなどのweb書店でも扱いがあります。

うかたま47号うかたま vol.47(2,017年夏号)
「夏だからおやつ!/夏の暮らしに映えるもの ガラスの器 木の器」



>> 「うかたま」ホームページ

(コースケ)


  

映画「標的の島 風かたか」

2017年04月20日
映画の冒頭からエンディングまで涙が止まりませんでした。

三上智恵監督の最新作「標的の島 風(かじ)かたか」を観て来ました。
前作「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」、前々作「標的の村」同様、大きな問題を取り上げているにもかかわらず、未来への希望が力強く描かれています。

でもその後の展開を知っているだけに、見終わった後はとても重たい気分でした。

なぜならこの映画後の沖縄は、
座り込み現場のリーダー山城博治さんをはじめ逮捕者が続出し、高江では突貫工事でヘリパッドが完成してしまい、辺野古では埋め立てに向けた準備が着々と進んでいます。
日本では、共謀罪法案が閣議決定され、安倍政権の横暴ぶりは加速する一方です。
世界を見てもアメリカのシリア攻撃、各地で起きるテロ事件など。

もう絶望的な出来事のオンパレードですから。

でもそれだからこそ、この映画を見て冷静に問題を整理したり、希望を見出したりできてとても良かったと思います。

新基地建設反対の運動を繰り広げている現場に、政府は大量の機動隊を送り込みます。そこでは、人を人とも思わないような無情な暴力的な行為で、非暴力の市民たちが次々に排除されていきます。一方、宮古島や石垣島では、自衛隊配備の賛否で島が分裂する現実に直面しています。
沖縄はなんでこんなに苦しい思いを続けなければならないのでしょうか。
いつまで戦い続けなければならないのでしょうか。

「子どもたちのためにできることを全力でしなくちゃ。私たちの祖先がしてくれたように」と語る宮古島のお母さんたち。
「軍隊は人の命を守らない」ことを伝え続ける石垣島のマラリア地獄を生き抜いたおじいさん。
座り込み現場で女性が暴力を受け緊急搬送された時に、「ごめんな」と人目も憚らず泣きじゃくる山城博治さん。
市民たちの切実な訴えに誠意のない対応を続ける防衛省職員に、珍しく声を荒らげて怒鳴った照屋寛徳参議院議員。
苦しい現実に置かれていてもあきらめずに前進する、魅力的な人々がたくさん登場します。彼らの熱意や深い愛情に刺激を受けて、自分には何ができるかを真剣に考えさせられました。


タイトルの「風かたか」とは、沖縄の言葉で防波堤、風よけなどを意味します。
古謝美佐子さんの名曲「童神(わらびがみ)」では、「風かたか」となって我が子を守りたいという親の願いが歌われています。
米兵による暴行殺人事件の被害女性の追悼集会で、稲嶺名護市長は、「私たちは『風かたか』になって彼女を守ってあげられなかった」と悔しさをにじませました。

愛しい子どもたちを産み育み、守りぬこうと決意した母親たち。
ひとりの女性を守れなかった無念さに涙を流す人たち。
祖先から受け継いだ島を、美しいまま次世代へ伝えていきたいと願う人たち。
この映画で描かれているのは、平和のために未来のために「風かたか」となりたいと切に願う沖縄の人たちの姿です。

そして映画の中で描かれる「風かたか」の、もうひとつの隠れた意味。
アメリカのエアシーバトル構想のもとに、自衛隊の配備が進む与那国島、宮古島、石垣島。
それは辺野古や高江など沖縄本島の軍事強化とも連動し、アメリカが強硬に日本政府に急がせているものです。
これは中国からの攻撃を想定し、アメリカ本土決戦を未然に防ぐための作戦だと考えられています。
また沖縄が捨て石になるということです。

そして今回の北朝鮮とアメリカの衝突の中で、米軍は沖縄での戦闘を想定した訓練を始めています。

日米同盟の名のもとに、アメリカの「風かたか」にさせられている沖縄、日本の現実を見てください。
そして、沖縄の現場で何が起きているか知ってください。
私たちは真実を直視し、勇気を持って行動しなくてはならないのです。
私たちの平穏な生活と、受け継がれてきた伝統と子どもたちの未来を守るために。

ぜひ多くの方に観ていただきたい映画です。
順次全国で観られるようになっています。
>> 各地の上映スケジュール

三上監督のブログも、現場の様子がわかりやすく書かれていてお勧めです。
三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記

辺野古浜


(きょうこ)

  

映画「標的の村」全国で絶賛上映中!

2013年09月25日


昨日、映画「標的の村」を那覇の桜坂劇場へ観に行ってきました。
平日の朝でしたが、たくさんの人が観に来ていました。

「自然に囲まれて静かに暮らしたい」−これが高江の人たちの思いです。
それが脅かされる時、この国では自分の暮らしを守ることが許されないのでしょうか?
基地前に座り込んで意思表示する人びとと、それを排除する県警や生活のために仕事が必要な下請けの工事業者。
県民同士がいがみ合い、争い、その対立を高みに立って見ている防衛局や、フェンスの中から笑って見ている米兵。
悔しい、悲しい、という感情がこみ上げてきます。
会場内のあちこちで涙をすする声が聞こえてきました。
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自然エネルギーと瓦礫問題のイベントに参加しました

2012年04月04日
1日日曜日、2つの催しに参加してきました。
ひとつは映画「シェーナウの想い」上映会
もう一つは「てぃんふぁ沖縄 未来にいのちをつなぐ会」のミーティング。

映画「シェーナウの想い」上映会には、家族4人で参加しました。
会場は糸満市内の「海ん道」。昨年末に知り合いになったところです。
映画は、ドイツの小さな町・シェーナウの住民がチェルノブイリ事故をきっかけに「市民の市民による市民のための」自然エネルギーの電力会社を立ち上げるドキュメンタリーです。
>> 映画「シェーナウの想い」予告編
冒頭の20分をここで見ることができます。  続きを読む