プロフィール
コースケ+きょうこ
コースケ+きょうこ
しょーこカナコ

みん宿ヤポネシア
〒901-0334
沖縄県糸満市大度309-42
098-997-2136
070-5581-5986

「みん宿ヤポネシア」
ウェブサイト

yaponesiaをフォローしましょう



06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2019年春、しょーこは中学2年生、カナコは小学2年生になりました。


www.yaponesia.com

 おすすめ!

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 49人
※カテゴリー別のRSSです
QRコード
QRCODE
みん宿ヤポネシアへのメールは下のボタンをクリック!
ヤポネシア南島通信 › 大度海岸

大度海岸のサンゴについての投書が掲載されました

2020年04月06日
沖縄防衛局は、3月までに辺野古の工事を打ち切ったそうです(現場での工事はまだ続いているようですが)。
軟弱地盤によるものだそうです。
指摘されてきたことで、わかっていたはずですが、300億円以上の税金が投入され強行されてきました。
訴訟で返金させること、できるのかな?

さて、先月サンゴのおはなし会に参加して、自分も具体的になにかアクションを起こそうと思って、地元の新聞に投書をしました。
それが今朝(2020.4.6)の沖縄タイムスに掲載されました。
「浅瀬のサンゴ植え付け 自然保護とは逆の風景」というタイトルです。
干潮時にイノーを歩くと見られる、植え付けサンゴの問題について書きました。
沖縄タイムス論壇投書記事

大度海岸は、沖縄島では奇跡的に自然の残されたサンゴ礁の海です。
ヤポネシアのお客さまも、その素晴らしさに魅了され、繰り返し訪れる方もいらっしゃいます。
今の状態で、十分魅力があるのです。
ですが、その大度海岸で3年ほど前から開発計画が動き始めています。
駐車場やトイレ、シャワーに始まり、資料館、サイクリングロードやレストラン等が計画されています。
観光農園の失敗(経営不振で2014年に解散)は忘れたのでしょうか?
親水護岸、ヒメジャコのお花畑、サンゴの移植という直接自然に手を付けるような計画もあります。
まだ実際の工事は見られませんが、手遅れになる前に、広く関心を持ってもらわないといけないと思っています。
糸満市には、美々ビーチという設備の整ったビーチがすでにあります。

全国の大度海岸ファンのみなさん、大度海岸を守るために、一緒に動きませんか?
まずは記事をシェア、新聞などへの投書、その他それぞれができることを!

(コースケ)


  


大度海岸サンゴ礁自然観察ガイド

2019年01月06日
大度海岸
昨年からひっそりと始めたヤポネシアの体験プログラム「大度海岸サンゴ礁自然観察ガイド」。
密かに好評をいただいています!
開始から半年以上になりますが、ブログで紹介しそびれていました。

みん宿ヤポネシアのすぐそば(歩いて3分!)のサンゴ礁の大度海岸を、コースケがご案内するプログラムです。
大度海岸は、サンゴ礁のリーフが沖に向かって400m以上続いて、干潮時にはその上を歩いて行けるのです。
途中の潮溜まりや岩の上のあちこちで、いろんな生き物たち――生きたサンゴ、熱帯魚、貝の仲間、ヒトデやナマコほかいろいろな動植物――を、水に潜らなくてもが観察することができます。
日本自然保護協会の自然観察指導員の講習を受けたコースケによる、自然に親しみ、自然保護を考えるガイドツアーになっています。
子どもから大人まで楽しめるように、安全第一、環境に極力負荷を与えない方法で、ご案内します。

詳しくはみん宿ヤポネシアウェブサイト「大度海岸サンゴ礁自然観察ガイド」のページをご覧ください。
ご予約はメールまたは電話、その他にて。
ご宿泊のお客さまには、特別料金をご用意しています。
お泊まりのお客さま以外でも、このブログ記事をご覧の方に特別に、2019年3月23日までの期間限定で25%引きにてご案内します!
ご予約の際は「ブログ記事を見た」とお伝え下さい!

オコゼがいるよ!

(コースケ)


  


ジョン万次郎上陸の碑

2018年02月28日
旧正月(2月16日)少し前から、暖かい日が続いています。
過ごしやすくて、庭の緑も芽を伸ばしています。
浜ではアーサが育ってきています。
明日から3月、もう一回くらいは寒さが戻ってくるでしょうが、沖縄はもう春の装いです。
女子プロゴルフの開幕戦「ダイキンオーキッド」も始まります。

先日、大度海岸にジョン万次郎の立派な銅像が建ちました。
2,600万円も掛けたそうです。
新市長の念願成就です。
>> 近代日本の礎を築いた男「ジョン万次郎」の銅像お披露目式(糸満市ウェブサイト)
ジョン万次郎銅像除幕式ジョン万次郎説明板

さて、今朝の新聞には、沖縄本島に自衛隊の地対艦ミサイル部隊配備が検討されているとのニュースが。
宮古島との間の海域を通る中国の船を牽制(攻撃)するのだとか。
なんとも物騒な話です。
位置的に、まさか糸満にできるわけじゃないよね?

(コースケ)


  


ビッグウェーブ!

2008年09月27日
foto of the week
台風15号の影響で、大度の海も荒れています。
先ほども大粒の雨が急に降ってきて、あわてて洗濯物を取り込みました。
今年は台風が少ないと思っていたら、9月になってたて続けに沖縄地方に接近しています。
特に先島地方や台湾の方々は13号で甚大な被害を受けています。お見舞い申し上げます。

台風は災害も起こしますが、もし来ないと海水温が下がらずサンゴが死んでしまったり、水瓶のダムの水位が上がらなかったりと、必要なものでもあります。
海水を淡水化する技術も実用化されていて、水不足の今年はフル稼働ですが、その施設の電気代が何と月に1億円もかかっているそうです!
(税金で賄われているのでしょうね)
節水を心がけましょう。

それから、台風が近い時は決して海で遊ばないでくださいね。  

大度海岸の生きものたちの写真展@沖大ギャラリー

2008年06月20日
←クリックすると拡大表示されます。

6月24日(火)~28日(土) 
有光智彦 写真展
『名も無きものたちからのメッセージ』
沖縄本島南部 大度海岸の海の生きものを中心とした写真展示です。

場所:沖縄大学ギャラリー(那覇市国場)
時間:午前11時~午後8時(8時半閉館)



有光智彦さんによる写真展「名も無きものたちからのメッセージ」が、6月24日(火)〜28日(土)沖縄大学ギャラリーにて開催されます。
入場無料、開場時間は11:00〜20:00です。

有光さんは、ヤポネシアの常連で、大度の海が気に入って休みのたびに九州から飛んできては写真を撮りためていました。
大度海岸のどこに誰が住んでいるかを熟知してしまうほど、通いつめています。
魚たちとも仲良くなって、いい写真を撮らせてもらっているそうです。
この春、晴れて脱サラし、フリー写真家の道へ。
夏には沖縄に引っ越して来ます。

たくさんの種類の生きものがいる大度海岸ですが、地下ダムなどの影響で水質が汚染されつつあるそうです。
また、開発の波も目の前まで迫っていて、海や陸の生きものたちへの影響が心配されています。
まずは、大度の海の生物のことを知って、そして好きになってもらいたいとのことです。
都合のつく方は、どうぞ沖大ギャラリーへ足を運んでみてください。
もちろん、実際の大度海岸へもね!

※その次の週、6月30日(月)~7月4日(金)には、屋良朝栄さんによる高江の写真展「ヤンバルの森と生きる人びと(仮題)」が同所で開かれます。

(コースケ)  


ジョン万次郎

2007年11月19日
ヤポネシアから歩いて3分のところに、大度海岸があります。
ここは、沖縄でも残り少なくなった天然の海岸です。
奇麗な珊瑚や生きものたちが生息していて、ダイビングやシュノーケリングのスポットになっています。
夏にはウミガメが産卵をしに来ることでも知られています。

この大度海岸は、ジョン万次郎がアメリカから帰国の際に上陸した場所でもあり、「ジョンマンビーチ」という別名を持ちます。
(当時は小渡という地名だったのを「大きく発展するように」と、のちに大度に改名したそうです)


ジョン万次郎は幕末・鎖国時代の土佐の漁師の次男で、1841年、14歳のときに漁の手伝いで海に出て遭難し、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助されました。当時はまだ石油ではなくクジラの脂を燃料にしていた時代で、ジョン・ハウランド号もその油用の捕鯨船でした。この船名を取って、万次郎はジョン・マンと呼ばれるようになりました。
鎖国の日本では、海外からの帰国者は漂流者であっても処刑されることになっていたので、簡単に日本には戻れません。万次郎はアメリカで暮らし、教育を受け(彼は日本人初の米国留学生ともいわれています)学問や技術、英語などを身につけました。捕鯨船で3年4か月の洋上生活をを送りましたが、その際にも沖縄へ立ち寄った可能性もあるそうです(そのときは追い返されてしまった)。10年間アメリカで過ごしましたがやはり国が恋しく、ゴールドラッシュの西海岸へで旅費を稼ぎ、帰国の途につきました。
安全のために上陸地を当時独立国であった琉球にしました。始めは言葉も通じませんでしたが(当時は土佐弁と沖縄口では外国語のようなものでした)、大度の人たちは温かく彼を迎え入れました。
当時琉球国を支配していた薩摩藩により取り調べを受け、現在の豊見城市翁長の高安家で半年間拘束されるも、住民とは仲良く交流して暮らしました。大綱引きやハーレーも楽しんだことでしょう。
遭難から10年、ようやく帰国した万次郎ですが、鹿児島、長崎、土佐で取り調べを受け、実家に戻ったのはそれからさらに1年以上あとのことでした。
漁師からサムライに出世した万次郎は教師となり、坂本龍馬なども教えたそうです。
開国にあたっては江戸幕府から役人として登用され、勝海舟や福沢諭吉らとともに大きな役割を果たしました。
万次郎は、成功を収め裕福になってからでも、庶民を同じ人間、兄弟として接したそうです。沖縄で親切にされた経験から、肝心(ちむぐくる)が彼に染み付いていたのでしょう。

11月17、18日に行われた「シマおこし研修交流会」の第二分科会〜ジョン万次郎が辿った宿道を訪ねるツアー〜に参加し、身近にいながらこれまで知らなかった万次郎のことを知ることができて、愛着が湧きました。
ガイドしてくださった神谷良昌さん(「琉球に上陸したジョン万次郎」の原案者、英訳者でもあります)はじめ糸満市民ガイド友の会の井上さん、西川さん、とよみ史跡友の会の新里さん、ありがとうございました!
「この万次郎の絵のモデルは私なんです」と神谷さん

沖縄に滞在したのはわずか半年でしたが、万次郎が滞在した豊見城市の高安家と彼の子孫の土佐清水市の中濱家は、現在でも交流が続いているそうです(両市は姉妹都市)。万次郎がアメリカで滞在したマサチューセッツ州フェアヘーブン市などと土佐清水市も姉妹都市で、当時から150年以上経つ今でも、万次郎のつないだ縁が続いています。

ヤポの近所(しょーこの保育所のすぐそば)にある米須馬場にも万次郎は寄り、米須のJA跡地真壁のJAは当時番所で、ここも辿りました。
万次郎は県道7号線沿いの報得橋(当時の石造りの橋が復元されています)も渡りました。

ジョン万次郎が沖縄で辿った道のりをあなたも巡ってみませんか?
ヤポネシアがご案内します。

参考文献:「琉球に上陸したジョン万次郎」(沖縄タイムス社)

(コースケ)  


大度海岸にて(自然公園クリーンデイ)

2007年08月03日
誰が決めたか、8月第一日曜日は全国一斉自然公園グリーンデーだそうです。
今日はそれに合わせて、大度海岸の美化清掃活動が行われました。
平日の昼間というのに(しかも炎天下!)、約50名の市民が集まりました。


先月の海の日ビーチクリーンに続いての清掃でしたが、広い大度海岸一帯には、捨てられたゴミや伸び放題の雑草、台風で荒れてしまった樹木等、今回もたくさんやることがありました。
照りつける陽射しの中、約1時間の作業で、また少しきれいになりました。

   使用前  −−>  使用後

埋め立ての進む沖縄の海岸線の中で、大度海岸は自然の残された貴重な場所です。
ホントに多くの種類の海の幸に恵まれ、「海の畑」とも言われてきたこの大度海岸を、いつまでも残していきたいと私たちは願っています。

(コースケ)  

大度海岸に魅せられた写真家

2007年07月31日





上の写真はヤポの常連のお客さま、有光智彦さんの作品です。
有光さんはここ数年大度海岸に通い、海辺の生物や沖縄の日常風景を撮り続けています。
ヤポに滞在中は、朝早くから日没近くまでずっと海で写真を撮り、帰って来てからも近所の子どもたちやイヌネコを撮影、夜はしょーこをパシャパシャ…忙しい毎日を送っています。

大度海岸はその特殊な地形から、他では見られない生態系の宝庫だそうです。何度通っても新しい発見があり、まったく飽きないそうです。
毎日撮りためている大量の写真を見せていただきながら、大度海岸の美しさ、貴重さについていろいろと教えていただきました。

普段は消防士として活躍する有光さんですが、近々本格的に写真家としての活動を始めるそうです。子どもたちに生命の大切さ、自然の美しさを伝えるために、写真を撮り続けていきたいという夢を語ってくださいました。

有光さんの写真は、被写体に対する愛情が溢れ、有光さんの優しいお人柄そのものです。
ファインダーを覗く優しいまなざしが、写真を撮られる側に伝わり、お互いが一体となったときに生まれる奇跡のような一枚。
「写真は自然が僕に撮らせてくれるもの。自分の所有物ではないんです」

同じ種類の魚でもみんな表情が違うこと。
庭に咲く何気ない花が見せるハッとするほど美しい姿。
昔から変わらず流れている沖縄の静かな時間。

そんなことに気付かせてくれるステキな写真です。


ぜひヤポに有光さんの写真を見に来てください。
新たな大度海岸の魅力、沖縄の美しさを発見できるはずです。

(きょうこ)


「撮らせてもらう相手からいつもエネルギーをもらっています」