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みん宿ヤポネシア
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06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2024年春、長女は大学1年生、次女は中学1年生になりました。


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ヤポネシア南島通信 › カテゴリー・在沖縄基地 › 辺野古&高江紀行2022春(3)

辺野古&高江紀行2022春(3)

2022年05月04日
梅雨入りしたかのような空模様。
この3日ほど、気温もぐっと下がり、しまっていた掛け布団を引っ張り出してきました。
と書いていたら、沖縄地方の梅雨入りが発表されました。
庭のアセロラの木が、実を付け始めています。
アセロラの実

昨日は憲法記念日。
護憲派、改憲派、それぞれ集会や講演会を開きました。
市民(国民)がそれぞれの考えで意見を述べるなど活動することは自由ですが、政府は憲法に従って国を運営しなければなりません。
国会議員を含む公務員が改憲を進めてはいけないと、日本国憲法第九十九条にはっきりと書かれています。
「第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」

春休みの旅行記、3日目(最終日)です。
>> 1日目
>> 2日目

3日目(最終日)
朝から雨。
朝食後、晴れたら海に行こうと思っていましたが、予定変更です。
宿(島ぞうり)からほど近い「東村立山と水の生活博物館」へ行くことにしました。
宿の朝食は和食で量がたっぷりで、朝からお腹いっぱいになりました。
車で数分のドライブで、博物館に到着。
イノシシがお出迎え。
3月は、企画展「ハジチ~ハジチに込めたうちなー女性の想い~」が開催されていました。
ハジチとは、沖縄の女性の手を飾った入れ墨のこと。
かつては大人になる証として「美しいもの」として存在したものが、1899年の禁止令からは「みにくいもの」となって廃れてしまいました。
常設展示は、東村民の暮らしや自然が豊富な資料で紹介されています。
中でも、ジュゴンの骨格標本は見ものです。

ここでもう一つ素晴らしかったのが、図書室。
様々なジャンルの沖縄関連本がたくさん揃っていて、語や文化から自然、歴史、大人向けから子ども向けまで、貴重な資料が自由に閲覧できるようになっています。
この図書館のためだけに博物館を訪れる価値があると思います。
山と水の博物館リュウキュウイノシシ

博物館をあとにして、お昼ごはんは大宜味村の和そば。
沖縄でそばと言えば沖縄そばですが、大宜味村では数年前から「和そば=日本そば」を特産品にしようと取り組んでいます。
地元産の和そばが食べられるお店がいくつかあります。
その一つ、「江洲の花」は、民宿島ぞうりから車で5分。
今回で3度めの訪問です。
このお店の特色は、エンドレスで出てくる野菜の天ぷら(うちなーてんぷらではなくて、和食の天ぷらです)。
ニンジン、ゴーヤー、カボチャ、エリンギ、モヤシ、オクラ、ゴボウ……、次から次へと揚げたてが運ばれてきて、これだけでお腹いっぱいになってしまいそう。
それとは別に前菜も出され、やがてざる蕎麦がやってきます。
食べきれない分の天ぷらは、お持ち帰り。
これで1,000円ポッキリと、コスパも高く、お腹も大満足。
江洲の花和そば

次の目的地、新しくなった道の駅おおぎみへ向かいます。
道の駅おおぎみは、2020年に元の場所(現「大宜味村農村活性化センター」)から南に約4km移動してリニューアル。
農産物や加工品の直売所や地産地消レストランなどとともに、「やんばるの森ビジターセンター」が併設され、やんばるの自然や文化が学べるようになっています。
そば打ち体験もできるそうです。
美味しそうなものがたくさんありましたが、朝から食べすぎて入りませんでした。
あ、カナコはトマトを買って丸かじりしてました。

通り道の近くに「シークヮーサーパーク」があり(シークヮーサーも大宜味の特産品の一つです)、立ち寄って蛇口から出てくるシークヮーサージュースを試飲しました。
シークヮーサーパーク

最後の目的地は、名護市の「カナサ」。
やんばる産の農作物やそれらを使った手作りのお惣菜、フェアトレード商品などを売るお店です。
辺野古の浜のテントで手書きの情報誌「NO BASE」を発行していたSさんが、昨年名護市宮里(辺野古とは反対側の、市街地に近い方)に開きました。
店舗にはワークスペースもあり、ちっちゃな勉強会や上映会などにも使われます。
Sさん、ここでも手書きの情報誌「カナサ通信」を発行して情報発信も続けていらっしゃいます。
今回は、地元の旬のシークヮーサーの話題やヨーロッパの食品偽装などについて書かれていました。
店の真ん中に初めて見る「リュウキュウ」というハスイモの茎(ズイキ)がデーンと目を引いていました。
東南アジア原産で、琉球から土佐などに伝わったのでこの名がついたとか。
これや夕飯のお惣菜やお菓子などを買って帰りました。
リュウキュウは炒めて食べてみましたが、シャキシャキとした歯ごたえで、淡白な味なのでいろんな料理に応用できそうです。
カナサカナサカナサリュウキュウリュウキュウ

このお店の隣には、「369 farm cafe(みるくふぁーむカフェ)」という農家直営のスイーツ屋さんがありました。
いちごみるくやティラミス風ぜんざいなど、いろんな種類のかき氷やぜんざいのほか、豆から全て自家製のコーヒーも。
お腹いっぱいだったけど我慢できず、みんなでかき氷&ぜんざいをいただいて、帰路につきました。
369 farm cafe369 farm cafe369 farm cafe


振り返ってみたら食べてばっかりで、お腹も大満足の2泊3日でした。
久しぶりに友人に会えたり、美味しいものをたくさん食べたりして、いい旅ができました。

(コースケ)




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