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みん宿ヤポネシア
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06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2024年春、長女は大学1年生、次女は中学1年生になりました。


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ヤポネシア南島通信 › カテゴリー・在沖縄基地 › カテゴリー・その他 › 辺野古&高江紀行2022春(1)

辺野古&高江紀行2022春(1)

2022年04月25日
ちょっと前のことですが、この春休みに家族で辺野古と高江を中心に北部旅行に行ってきました。
新緑のやんばるを楽しんできました。
旅のレポートをお送りします。
辺野古テントにて

1日目
朝出発して、沖縄自動車道に乗って北上して約1時間。
まずは宜野座の「Cream Cream(クリーム・クリーム)」でおやつタイム!
手作りのソフトクリームやクレープ、ぜんざいなどの冷やしもの(冷たいスイーツ)のほか、サンドイッチもあります。
「未来ぎのざ」(現「道の駅ぎのざ」)にテナントとして入っていた頃から、ときどき行っていました。
今はお店は宜野座インターを出てちょっと行ったところにあり、辺野古へ行くときに寄りやすくなりました。
甘いものも大好きなヤポネシアファミリー、旅の時は我慢せず食べ放題です。
どれもボリュームたっぷりで、食べごたえあります!
食いしん坊の私たちが食べたのはいろいろ入っているやつでしたが、プレーンのソフトクリームだけでも十分おいしいです。
観光客や県内客、地元の子どもたちにも人気のお店です。
cream_cream

cream creamから車で15分走ると辺野古に着きます。
まずは浜のテントへ。
コロナとかいろいろあって長らくご無沙汰の訪問でした。
今は座り込みは「ゲート前」になっていますが、元祖辺野古の座り込み現場は、この浜のテントでした。
座り込みは、4月で丸18年(+「命を守る会」の8年)になりました。
今は土砂が海から運ばれてくるので、ゲート前だけでなく、搬出される船の出る名護市の安和桟橋や本部町の塩川港でも抗議・阻止活動が行われています。
辺野古・浜のテント

次に辺野古の浜へ。
このフェンスには、以前はたくさんの平和のメッセージのバナーが貼られていましたが、今はすべて剥がされて寂しい風景に。
フェンスの向こう側がキャンプ・シュワブですが、日本の警備会社の警備員が立っていて、こちら側を監視しています。
軽石は、フェンスのこちら側にも、あちら側にも、平等に漂着していました。
海面には埋められた土地とたくさんのテトラポッドが見えます。
水に入るにはまだ早い時期。小雨もパラパラ。
fence

さっきおやつを食べたばかりですが、お昼ごはんです。
辺野古集落内に2020年にオープンしたカフェ「Heaven Heaven(ヘヴン・ヘヴン)」。
素敵なお店ができたという噂を聞いて、ずっと行きたいと思っていました。
自家製麺の沖縄そばや、島野菜カレーなどが食べられます。
店主のリリーさんの手作りの内装も素敵で、カレーもおそばもやさしい味で、美味しくいただきました。
世界の困ってる人々を応援し、辺野古の美しい海のことを知ってもらおうという「愛でつながるTシャツプロジェクト」として、オリジナルTシャツも売られています(3枚買いました)。
夜はバーになるそうです。
heaven_heaven
Heaven Heaven(ヘヴン・ヘヴン)
https://www.instagram.com/heaven.heaven.love/

食後、この日の晩に泊まる「民宿クッション」に車を停め、ゲート前へ歩いていきました。
この日はもう搬入はないとのことで、座り込みも解散、撤収した後でした。
なぜか米軍基地内に「自衛官募集」の横断幕が。
キャンプ・シュワブ

宿に戻って来ました。
この「民宿クッション」は、座り込みに参加する人たちのための、安価で泊まれるドミトリー式の宿です。
民宿というより、ゲストハウスに近い形態です。
浜やゲート前のテントまで歩いて行ける、便利な立地にあります。
共有スペースはたくさんの書籍や資料などでごちゃごちゃしていますが、それらを自由に読むことができます。
この日の夕食は宿の人たちと一緒に、焼き肉でした。
長期滞在の方もいらっしゃって、夜遅くまでおしゃべりが続きました。
寝室は2階にあり、早く寝たい人は先に上がって眠れます。
建物の裏には燻製小屋があって、ここで島豆腐の燻製などが作られています。
この島豆腐の燻製、チーズのように濃厚で、でーじ美味しかったですよ。
お取り寄せもできるそうです。
民宿クッション、島豆腐の燻製については、「やんばる広場」をご覧ください。
辺野古&高江紀行2022春(1)

うちの子どもたちは、宿っ子だし、小さいころから辺野古や高江に触れて育ってきているので、こんな旅も一緒に楽しんでくれています(退屈させないように、いろいろ工夫しながらですが)。
家族で過ごすことが好きな子に育ってくれて、良かったです。
いろんな世代の人たちとの語らいとともに、夜は更けてゆく……。
2日目に続く。

(コースケ)




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