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しょーこカナコ

みん宿ヤポネシア
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06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2019年春、しょーこは中学2年生、カナコは小学2年生になりました。


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慰霊の日2010

2010年06月22日
慰霊の日2010
明日は、慰霊の日です。

6月に入ってから、沖縄県各地で連日さまざまな平和関連のイベントや講演会、展示会、シンポジウムなどが行われています。
新聞では、戦争の生存者の手記や、沖縄戦関係の書籍の紹介、基地問題を考える連載などの記事が並び、投稿欄も戦争と平和を考える内容が目立つようになります。
慰霊の日に向けて沖縄では、平和への意識を高め、祈りを捧げる空気が静かにできていきます。

慰霊の日2010しょーこの保育所でも、地元の戦争体験者の方を招いて、お話を聞く会がありました。
専門的な用語も飛び出す難しい話に、4〜5歳児はみんなぽかーんとしたりそわそわしたり。
少し早かったかなとも思ったのですが、家に帰るとしょーこは
「戦争はこわいからもうしてはダメという話だったよ」
「友だちがみんな死んだってよ」
と父親に説明していました。
子どもなりに考え、理解しようとしていたようです。
なによりも先生や親と一緒に真剣に話を聞いたという経験が、とても貴重なものなんだと感じました。

慰霊の日2010今年も千羽鶴を作りました。
「ゆっくい茶処おおしろ」とヤポネシアのお客さまに折っていただいた鶴を、慰霊の日にみなさまに代わって奉納するというもので、今年で4年目になります。
みなさまの心のこもった鶴をつなぎ、「魂魄の塔」に奉納してきました。

明日の慰霊の日、沖縄は平和への祈りに包まれます。

今でも世界中で戦争が起こり、罪もない人々が死んでいきます。
その戦地に、沖縄の米軍基地から戦闘機が飛び立っていきます。
沖縄県の基地周辺に住む人たちは、被害にさらされ放置され続けています。
それでもまだ沖縄に新しい基地が作られようとしています。

戦争で亡くなった方々は、この現実をどんな想いで見ているでしょうか。

戦争で亡くなった方々に、私たちは
「平和な世界を作っています。もう戦争は起こしませんよ」
と、いつになったら胸を張って言うことができるのでしょうか。

そのことを静かに考え、これからの生き方を考える一日にしたいと思います。

(きょうこ)




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この記事へのコメント
きょうこさん、千羽鶴の皆さんの願いが届くように私も一緒に祈らせていただきます。
今夜、私もページに「沖縄 慰霊の日(6月23日)」を書きました。
その中に「慰霊の日2010」をリンクさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
Posted by 大木晴子 at 2010年06月22日 22:58
晴子さん
ありがとうございます。リンク嬉しいです。
沖縄にとって戦争は終わったものではなく、現在の基地問題に続く私たち自身の問題です。
明日はただ祈るだけでなく、その現実をしっかりと見つめて考える日でもあります。
そんな慰霊の日に、菅総理がやって来ますね。どんなことを思って来て、沖縄県民に、戦没者に何を語るのでしょうか。
Posted by きょうこ at 2010年06月22日 23:22
 
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