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ナーベーラーンブシー(ヘチマの味噌煮)
2009年08月25日
沖縄の夏野菜の代表的なものの一つがナーベーラー。ヘチマです。
ヘチマ=たわしのイメージが強いのか、本土ではなかなか普及しませんが、沖縄では定番の夏野菜。この時期、糸満ではナーベーラー畑のきれいな黄色い花をいたる所で見ることができます。
火を通すとトロッとして甘みがあり、とてもやさしい味がします。たっぷりの水分が火照った体を冷やしてくれる、沖縄の夏を乗り切るための大切な野菜なのです。
沖縄の家庭料理、ナーベーラーンブシー(ヤポネシア風)の作り方です。
ナーベーラーは皮をむき、乱切りにします。
鍋で豚肉を炒めて火が通ったら、ナーベーラーも一緒に炒めます。
少し泡盛を入れて強火のままフタをします。
しばらくグツグツ煮ていると、ナーベーラーからたっぷり水分が出てきます(これをどぅーじると言います。)。
島豆腐を食べやすい大きさに手でちぎって入れ、味噌を溶かし入れてもう一煮立ちさせたら出来上がり。
だし汁やいろんな調味料を使わなくても、ヘチマのどぅーじるがとてもいいお味に仕上げてくれます。とっても簡単、失敗無しです。
ヘチマは初めてというお客さまにも、なかなか評判のいいメニューなんですよ。
ナーベーラーで暑い夏を乗り切ろう!
ヤポネシアでは、糸満のおいしい野菜を使ったお食事をお客さまに提供しています。
うれしいことに「作り方教えて」という声もいただいたり、私たちが大好きな沖縄の野菜たちのことを皆さんに知ってもらいたいとの思いから、ヤポネシアのレシピをブログで紹介することにしました。ご家庭でも作っていただいたり、沖縄の野菜に興味を持っていただけたら嬉しく思います。
不定期ですがこれから少しずつ紹介していきますので、お楽しみに!
(きょうこ)
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