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06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2019年春、しょーこは中学2年生、カナコは小学2年生になりました。


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ヤポネシア南島通信 › カテゴリー・味わう › おいしいコーヒーの話

おいしいコーヒーの話

2008年08月11日
ヤポネシアにお泊まりのお客さまには、朝食時のお飲み物をコーヒーかハーブティーか選んでいただいています(牛乳やお水、さんぴん茶を選んでいただいてもOKです)。
ハーブティーは、庭の小さな菜園で育てている(勝手に育っている?)知り合いに株分けしてもらったレモングラス。
コーヒーは、知り合いの中村さんがフェアトレードで取り寄せたエクアドル産の無農薬コーヒーです。
今日はそのコーヒーの話。

コーヒー豆は一般的に、国際相場によって取り引きされます。
収穫が増えても相場が下がると生産に掛かった原価も回収できない場合もあり、生産者の収入や生活は安定しません。
仲買業者はできるだけ低い価格で買いたたき、生産者への搾取が行われています。家計の足しのためにと学校へも行かずに重労働を強いられる子どもたちもいます。
生産者の意欲が低下し、いい作物ができなくなるばかりか、生産者はつくればつくるほど生活が圧迫されてしまいます。
そういうコーヒーを飲むということは、それに加担することになっているのかもしれません。

そこで、生産者を支援するための公正な取り引きを行う人が出てきました。
この取り引き方法は「フェアトレード」と呼ばれています。
買う側は、ただ製品を適正な価格で購入するだけでなく、より良いものをつくるためのアドバイスも行います。
それにより生産者の意欲や技術も向上し、私たちもより美味しいコーヒーを口にすることができるのです。

ヤポネシアで扱っているコーヒーは南米エクアドル・コタカチ郡インタグ地方産のフェアトレードコーヒー。
ここでは70年ほど前から伝統的な有機無農薬コーヒー栽培に取り組んでいるそうですが、牧草やバナナ、パームヤシなどを栽培するための森林伐採の危機に何度も立たされて来ました。
また、1990年代には豊富な鉱脈が発見され、鉱山開発により森を失う危機にもさらされました(この開発には日本の政府と企業が関わっているのです)。
開発から森を守り、持続可能な発展を目指して有機コーヒーを栽培しようという住民の意識が高まり、1998年にインタグコーヒー生産者協会が設立されました。
住民たちは開発による一時的な経済効果よりも、伝統的な農法による有機コーヒーの栽培での持続的な発展を選んだのです。

私たちがこのインタグコーヒーを飲むことが、インタグのコーヒー生産者の生活を支援し、開発の手から守ることに繋がります。
あなたがヤポネシアに泊まることで、小さな国際貢献をすることができます。

おいしいコーヒーの話●コーヒー豆の販売も始めました。
・インタグコーヒー 200g(粉/豆)
 各780円+送料
・お手軽なインスタントコーヒーもあります。
 ブラジル・ジャカランダ農場カルロスさんのコーヒー(フリーズドライ50g)
 680円+送料
>>インタグコーヒー物語<(株)ウィンドファームのサイト>


そして今年、全国各地で「おいしいコーヒーの真実」というドキュメンタリー映画が上映されています。
公式サイトは>>こちら
映画『おいしいコーヒーの真実』
沖縄でも8月31日、9月1日の2日間、那覇で上映される様なので見に行こうと思います。
(各地の上映スケジュールは>>こちら)
お近くで上映の際に見てみてはいかが?

映画「おいしいコーヒーの真実」予告編


(コースケ)


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この記事へのコメント
いい話を聞かせていただきました。おじさんも珈琲には消費者(飲み手)としての哲学があります。しかし、生産者が大変になってきていると言うことぐらいしかわかりません。新自由主義経済体制が進む中、珈琲の世界もまた、毒されているのですね。
今度そちらにお邪魔したときに、詳しく教えていただきます。
Posted by ヒゲおじさん at 2008年08月13日 23:42
ヒゲおじさんさま
コメントありがとうございます。
コーヒー1杯から見える真実。世界のことを考えるきっかけは、身近なところにたくさんありますね。
このインタグコーヒーは雑味がなくてとても飲みやすく、お客さまにも好評です。ぜひご賞味くださいね。
Posted by きょうこ at 2008年08月15日 11:51
 
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