コロナ禍考

コースケ+きょうこ

2020年03月31日 09:04

いよいよ、ヤバい。
いや、もっと前からとっくにヤバかったのですが、ヤバさがあふれ出してきました。

高をくくって日常生活を送っていた都会の人たちが、ウイルスを拡散しました。
そりゃそうだ。
「なんとしてもオリンピックやるぞ」(結局延期にしたけど)、という雰囲気。/:
保育所も子どもを預かって親は仕事にでかけ、満員電車も通常通り。
お店も通常通りの営業。
そんな中、遊びたい盛りの若者たちに外出を自粛しろなんて、土台無理。

保育所は、小中高校を休校にした時に、一緒に閉じるべきだったのではないでしょうか。
厳密に言うと、医療関係等、今本当に必要な仕事をしている人を除いては預けず家庭で子供を見る。
仕事に行けなくて困る?
不要不急の仕事は休めばいい。
人が多く集まるなど感染のリスクが高い施設は、休業、閉鎖。
電車も止めた方がいいかもしれません。
そのくらいやって、やっと事態を飲み込めるのではないでしょうか。

経済が回らないと困るという意見があります。
でも、その前に、人が健康に暮らせないとしょうがない。
今、金儲けのことを考えてる場合?
経済成長を永久に続けられるわけがない。
成長しきってしまった経済は、しぼんでいくのが道理なのではないでしょうか。
わたしたちは、転換期にいます。
その中でどう生きていくか、人間の知恵の見せどころです。

政府が給付金を配ることをもっと早く決めれば、多くの人が無理に仕事に出なくてもよかったでしょう。
ただし、給付金は、収入の補償のためではなく、生活の保障を目的とすべきだと思います。
最低限度の生活ができる分は国が保障するという、「ベーシックインカム」という考え方があります。
これにより、多くの人が不本意な働き方から開放されると思います。
インチキ商売や詐欺などで人を騙して生計を立てる必要はなくなります。
芸術家は本業に精を出すことができます。
労働時間も減って、過労死も減るでしょう。
趣味や運動に割く時間もでき、健康になれます。
給付金を収入の補償のためとしてしまうと、所得の多い人ほど給付が多くなり、所得の低い人には生活ができる十分なお金が行き届かない。
生活の保障にすれば、助かる人は多くいるでしょう。
企業なども、給与の支払いのために無理に業務を続けなくて良くなりますし、従業員を休ませることができます。
今こそ、ベーシックインカムを試すチャンスです。

何のために生きるか、改めて考えさせられる日々です。

ヤポネシアから車で15分の奥武島へ行ってきました。
このくらいの人出なら、濃厚接触もないですね。
泳ぐには、まだ水は冷たかったけど、地元の中学生は橋から飛び込んでました。
おにぎりを、奥武島名物「てるちゃん天ぷら」と一緒に。



(コースケ)


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