最近、雨の日と晴れの日と交互にやってきます。
今日は晴れて暖か。
糸満の県道7号線沿いでは、ヒマワリとコスモスが咲いています。
うちの庭ではキンレンカ(ナスタチウム)がオレンジ色の花びらを揺らしています(この花、食べられます)。
昨日、2月24日投開票の「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」が告示されました。
普段わたしたちは議員を選挙で選ぶことで間接的に政治に参加しますが、今回は直接意思を表示できる機会です。
なかなかないこんな権利を、しっかりと行使したいと思います。
「賛成」「反対」「どちらでもない」のうち最多得票になったものが有権者数(115万6295)の4分の1(28万9074)に達した時、知事はその結果を尊重しなければならず、首相や米大統領に通知すると定められています。
さて、この県民投票にいちゃもんをつける人たちがいます。
「2択じゃ民意を示せないからだめだ」とか(「どちらでもない」を加えた3択に落ち着いたけど、意味あるの?)、「普天間基地のことに触れてない」だとか(辺野古の埋め立てについての賛否を問うてるんだから、それは別問題でしょ)、「反対派は公職選挙法に違反してる」とか(
県民投票条例は公職選挙法の定める選挙に該当しない)、いろいろ。
正しい情報に基づいて考えないと、間違った選択をしてしまうかもしれません。
「辺野古に基地を作らないと普天間基地の固定化につながる」と言う人もいますが、もし辺野古に基地が完成しても普天間は返還されるわけではないと、防衛大臣が言っています(
琉球新報「社説」2018年8月10日)。
辺野古新基地は、建設を進めたとしても、いつ完成するか、完成することができるかどうかもわからないのです(
同2019年2月11日)。
普天間基地は、辺野古と交換ではなく、無条件で閉鎖、返還されるべきなのだと思います。
ではどうすれば普天間基地を閉じられるか。
政府は「やれることは全てやる」と言いますが、辺野古に基地を作るためにやれることをやっているのではないでしょうか?
米軍に普天間基地を返還させるために日本政府がやれることが、ひとつあります。
首相、防衛大臣、外務大臣らが米大統領に「普天間基地を返還しなければ安全保障条約を破棄する。ほかの在日米軍もすべて日本から出ていってもらう」と言うのです。
そうすれば、トランプ大統領は普天間基地を閉鎖、返還するのではないでしょうか?
元営業マンのコースケの案です。
政府にその気があれば、やれるはずです!
県外の人も、投票権はなくても、他人事ではありません。
辺野古の埋め立てを許すということは、今後、地元や国民の反対がどれだけあろうと、政府がやりたいようにできてしまうようになるということです。
無関心でいると、気づいたときには大変なことになります。
県内の有権者は、今日から、期日前投票ができます。
普段辺野古のことを家族や友人間で話さない人も、この機会に話して考えてみましょう。
そして、投票用紙には、反対に「○」を!
(コースケ)