玉城デニー知事、誕生へ!

コースケ+きょうこ

2018年10月01日 20:25



猛威をふるった台風24号が沖縄を去った昨日、玉城デニーが次期沖縄県知事に選ばれました。
4年前の翁長県政誕生の時に続いて、私たちは当選確実のニュースに涙して喜び合いました。

沖縄県2紙の報道
>> 沖縄タイムス
>> 琉球新報

相手候補には政府や組織などが金と人を使って強力に後押しし、デニー候補が名誉毀損で告訴するほどのデマ情報が飛び交うなど、非常に厳しい選挙戦でした。
結果としては、デニー氏が史上最多の40万近くの得票で次点に8万票以上の大差。
一部報道では8時の投票終了と同時に当選確実が出るほどの、大差での勝利でした(これは早すぎて、9時半ごろに次のの当確報道が出るまでは信じられませんでした)。

政治屋ではない、民衆の中から出た県民の代表です。
自身の境遇は、母子家庭で育ち、経済的に恵まれない少年時代を過ごし、ハーフだということでいじめにも遭い……などなど、いろいろな苦労もしてきたようです。
だからこその、弱者やマイノリティの気持ちもわかる、多様性を尊重する、優しさ、愛に満ち溢れた人柄です。
「相手候補の支援者も含めて、ひとりも取りこぼさない政治を行う」という信念のデニー知事。
理想の社会を「足りていることを知り、他人を蹴落とすということを知らず、自分が持っているものは人に分け与えることを喜びとする社会」と考え、「世界のどこにもないくらい自然と共生し、そして人と人とが共生し、それを7代先まで大切にしようと当たり前のように考えることが出来る」という沖縄の未来像を描く。
こんな人が知事になる県に住めて、嬉しいです。

これから4年間、政府との厳しいぶつかり合いもあるでしょう。
辺野古の埋め立て、新基地建設に関する法廷闘争も続いています。
デニー知事を選んだ私たちは、ともに責任と覚悟を持って、新しい時代を創っていきたいと思います。

県外からも多くの応援をいただき、ありがとうございました!
ほかの県も、沖縄に続け!

玉城デニーさんのインタビューや政策などが載った話題の冊子「沖縄からデモクラシーを。」は、ウェブでも見られます。


(コースケ)


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