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しょーこカナコ

みん宿ヤポネシア
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06年5月に念願の沖縄移住。私たち夫婦と当時8か月の娘の3人家族で、縁あってヤポネシアにたどり着ました(2011年に一人増えました)。
ウミガメが産卵に来る美しい大度浜海岸や戦跡・史跡などに囲まれて、子どもたちの世代に伝えたい平和や自然環境について考えながら暮らしています。

「みん宿ヤポネシア」はひとり旅も、家族旅行も大歓迎!
地元の新鮮な旬の野菜を使った家庭料理でおもてなしいたします。

2019年春、しょーこは中学2年生、カナコは小学2年生になりました。


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ヤポネシア南島通信 › カテゴリー・その他 › 春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】

春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】

2019年04月21日
2019年春、家族タイ旅行の旅行記・その3です。

その3【カンチャナブリー編】

チェンマイからバンコクへ一旦戻り、カンチャナブリーへ向かいました。
バンコクにはカンチャナブリーのあとにも1泊半したので、この次にバンコク編として書きます。

春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】カンチャナブリーへは、トンブリー駅が始発です。
「♪サル、ゴリラ、チンパンジー」でお馴染みの、戦場にかける橋(The Bridge on The River Kwai)のある町です。
第二次世界大戦中に、タイでは優勢だった日本軍が捕虜や地元や周辺住民を使って造った泰緬鉄道。
過酷な作業で多くの死者を出し、「Death Railway(死の鉄道)」と呼ばれています。
今も、タイ国鉄の路線としてタイ国側(バンコク〜ナムトック)が運行されています。
その路線を、約2時間半かけて各駅停車の旅です。

春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】列車の出発前に、駅前の市場内の食堂で昼食。
売店で飲み物を買ったのですが、ここのお店のおばちゃんがまるで糸満のおばちゃんのようで面白かった。
すごい勢いで、このお菓子は美味しいからこれも買って行きなさいだとか、日本語で「オトコマエ」「キレイ」とか、話しかけてきて、思わず水を追加で買いました。
しょーこは車窓カメラマンとなり、写真を撮りまくり。
途中のナコンパトムという駅で世界一高い仏塔(プラ・パトム・チェディー)というのがあって、ひと目見たいと思っていたのですが、駅舎にブロックされて正面からは見えませんでした。
そうこうしている間にカンチャナブリーの駅に到着。
春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】駅前でココナツアイスを買い食いして、ゲストハウスにチェックイン。
ここでの宿は、Booking.comで手配した「ザ・ナイン・ゲストハウス」。
宿泊者からの口コミ評価がとても高く、駅やお店などから近くて便利な場所です。
特に、目の前にコインランドリーがあって助かりました。
お部屋はシンプルで清潔で、庭もあってカフェも併設されていて、安宿ですが落ち着けて子どもたちも気に入ってました。
バスの乗り方とかいろいろ教えてもえたり、スタッフも親切でした。
Booking.comの紹介リンク(2,000円キャッシュバックあり)をお使いください。<ここをクリック!>

春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】ここでの目的地の一つは、タイでもっとも美しいと言われるエラワンの滝。
カンチャナブリーからさらにバスで1時間半、エラワン国立公園内にあります。
川辺の山道を歩いて、7つの滝を巡ります。
途中ちょっと険しい道もあって子どもたちはちょっと挫けそうになったけど、カナコもしょーこも頑張って一番上の滝までたどり着きました。
ここの滝壺には野生のドクター・フィッシュがいて、水に入ると魚たちがたくさん寄ってきて、角質をきれいにしてくれます。
ドクター・フィッシュと言うと小さな魚を想像すると思いますが、ここには20〜30cmの大きなものまでいて、初めは怖かったりくすぐったかたりで仕方ありませんでした。
慣れてくると気持ちよくて、天然のフィッシュセラピーを楽しむことができました。
ガイドブックやインターネットの情報では見られなかったのですが、ライフジャケットのレンタルがあって(20バーツと100バーツのデポジット)、子どもたちも安心して滝壺に入ることができました。
春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】帰り道では野猿の群れに遭遇。
近すぎて、数も多くて、ちょっと怖かった。


春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】夕食は駅前のナイトマーケット。
タイは昼間はとても暑すぎるので、夕方から飲食店や衣類、雑貨店などが店を出すナイトマーケットが盛んです。
カンチャナブリー駅前でも毎晩ナイトマーケットが開かれ、観光客や地元の人々で賑わいます。
屋台のご飯でも、それぞれ専門店で本格的。
それぞれが色んなメニューの中から好きなものを選んでの晩餐です。
ビールも旨くて食べ過ぎた!

春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】最終日の朝に「戦場にかける橋」へ行ってきました。
橋は歩いて渡ることもできて、映画「スタンド・バイ・ミー」の気分も味わえました。
列車が来ると線路のすぐ脇で走る列車を見送ることができるこの橋が、この町の一番の観光名所です。
春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】橋の両側に鉄道駅がありますが、渡った先の方の駅が小さくてかわいい。
橋の近くにJEATH戦争博物館があり、見てきました(展示は雑然としている感じで決まった順路や案内もなく、かなり改良の余地ありです)。
この記事を書いているときに初めてわかったのですが、カンチャナブリーにJEATH戦争博物館を名乗るものが2つあって、私も含めて多くの旅行者はこの2つを混同しているようです(Googleマップでもごっちゃになってる)。
私たちは橋の近くにある私設の施設(宝石商が開設・運営)に行きましたが、ダウンタウンの南側の川沿いのものが本家のようです。
知っていればそっちに行ったんだけど、これもタイ、なのかな。

泰緬鉄道建設において、日本軍は連合国軍の捕虜や、タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、華僑や印僑の人々に対してかなりひどいことをしてきたようですが、そのことを知っている日本人がどのくらいいるでしょうか(と書いているコースケ自身も、今回来るまで詳しくは知らなかった)。
映画「戦場にかける橋」では次から次へと墓を掘っているという描写でそのことを間接的に表現されていましたが、詳しい描写はありません(そもそもこの映画はかなりの部分がフィクションなのです)。
日本軍の物資を運ぶために、捕虜やロームシャをひどい環境で強制的に働かせ(虐待もあったでしょう)、何万もの命が亡くなっています。
東南アジアに対して日本がしてきたことを日本人だけが知らないというのは、残念なことだと思います(現在では現地の人でも若い人たちは知らないということがあるかもしれませんが)。
沖縄と似ていますね。
観光地として消費するだけでなく、きちんと歴史を学んでその地や人々に対してリスペクトする(配慮する、敬意を持って接する)ことは大事なことだと思います。
もちろん、「日本の軍人も好き好んで多くの死者を出したわけではない。日本軍人も被害者だ」という見方もできます(日本軍の中には朝鮮人台湾人も含まれる)。
結局、そうまでして完成した泰緬鉄道のミャンマー側とタイ側の3分の2は戦後、イギリスの戦略のために撤去されてしまいました。
戦争というのは、そういうもので、だからしてはいけないんだと、改めて思いました。
子どもたちにも少しでも伝わっていたらいいなと思います。
春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】春休みのタイ旅行・その3【カンチャナブリー編】

カンチャナブリーからバンコクへの帰りは、列車だと朝早く出発する便か夕方遅めに到着する便しかないので、ロットゥー(ミニバン)を使いました。
バスターミナルは駅から離れた町の南の方にあるのですが、ロットゥーは連絡すると無料で迎えに来てくれます。
便利だったけど窮屈で、鉄道の旅の方が情緒があって良かったなあ。
エラワンの滝にもまた行きたいし、本家の博物館にも行きたいし、町ももうちょっと探検したいので、カンチャナブリーにもいつか再訪したいと思います。

つづく
>>  その4【バンコク編<前編>】 へ



(コースケ)

>>  その1【準備編】
>>  その2【到着〜チェンマイ編】
>>  その3【カンチャナブリー編】
>>  その4【バンコク編<前編>】
>>  その5【バンコク編<後編>】




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