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米軍ヘリ、高江で爆発、炎上、大破
2017年10月12日
米軍機の事故が相次ぐ昨今ですが、昨日、とうとう東村高江の民間地に落ちました。
「負担軽減」の名目のもとに北部訓練場の過半が昨年、返還されました。が、その条件だった6つの新設ヘリパッドが提供され、オスプレイの訓練も増加するなどで高江の騒音は十数倍に激増しています。
むしろ基地機能の集中・強化が進み、実質はさらなる負担増となっています(辺野古の新基地ができたらなおさらです)。
やんばる(沖縄島北部)は、世界自然遺産への登録も目指している地域でもありますが、地元自治体が管理しきれない要因があるので、現状では難しいでしょう。
本気で世界遺産を目指すのなら、基地を撤去せずに実現はできないのではないでしょうか。
さっそく「合意してないプロジェクト」が、問題点を整理して記事をまとめてくれています。
>> 「高江でヘリ爆発炎上、北部訓練場と返還地、訓練の実態、これまでの事件事故」
環境NGO「Okinawa Environmental Justice Project」(沖縄環境正義計画)は英文記事を上げているので、英語圏の人に伝えるのに活用してください。
>> Yanbaru Forest in Danger: US Military Helicopter on Fire near World Natural Heritage Nominated Area(危険にさらされるやんばるの森:世界自然遺産候補地域付近での米軍ヘリ火災)
事故現場の牧草地の持ち主には、米軍やアメリカ政府ではなく、日本政府が謝罪し、補償するとのこと。
国民を直接危険に晒し、アメリカの尻拭いをしてまで、日本に米軍を置く理由は何なのか、日本人は考えなければならないと思います。
沖縄は、もう我慢の限界を超えています。
まずは緊急に沖縄あるいは日本国内での海兵隊訓練の停止を求めます。
そして在日米軍基地の撤去、地位協定や安保条約の見直しなどで、日本のアメリカからの独立を実現し、日本国憲法が保証しているはずの国民が平穏に暮らせる権利を取り戻したいと、強く願います。
今回の衆議院選挙は、それを手にするチャンスでありますが、手放すピンチでもあります。
(コースケ)
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